白木和夫
 

平成15年4月21日                           
白木 和夫                              

 私は昭和4年(1929年)に東京府下南葛飾郡亀青村字青戸の農家に生まれました。
当時は大不況で大変な時期であったそうです。青戸は昔より「おおと」と呼ばれ、
表青戸と西青戸に分かれ、私の生まれた家は西青戸にありました。
 住居は町会組織の3部1班にあります。私の家の本家は淡之須の旧家の一つである
白木銀三さんの家より分かれて伯父が5代目でその弟が私の父です。
父は職人の仕事を身につけ向島に住んでいましたが、淡之須に戻ったのは昭和18年の秋頃でした。
 伯父は昔より当地の旧家の鈴木さん、清水さん、佐々木さん、小澤さんの方々と淡之須町の事、
神社の事お寺の事で何かと尽力されていました。淡之須町会発足以前より町の発展のため尽力され、
発足後は町内の長老として助言と協力を頂き、現在の淡之須町会となったのです。
町会もあと数年で創立50周年を迎えることになります。私も会社員でありながら
、役員(理事)として微力ながら町会運営に参画して早や30年以上となり現町会長の藤沢さんで9人の会長さんと共につとめて来ました。
以前には町会役員は70才で停年引退といわれた時期もありましたが、
時代と変化にともなって社会では停年延長が一般的となり、町会役員を引き受けてくれる人も少なく、
役員の辞任を考えていながらついつい70才が過ぎてしまいました。
 当町会では、次世代を担う人が役員として活躍してくれるようになりました。
更に多くの若い人が進んで参加し、その人たちで新しい町会運営が行なわれることが望ましいと思います。