藤澤 勇次
防火部長 挨拶
 
 

みなさんこんにちは。
藤澤でございます。
御縁があり淡之須町会理事、現在 防火部長を勤めさせていただきます。
防火部の具体的な活動内容は、地域の要所に設置された消火器の保守、点検。
年に一度催される防災訓練の企画、立案、準備、開催です。
通常、我々は火災の発生や地震の発生をたえず念頭において行動しておりません。
この様な事を四六時中考えていたなら、地下鉄にも乗れませんし、安心して床につく事も出来ません。
過剰な心配は健全な社会生活を脅かす事になります。
それでは この様な事にまったく無関心で良いかと言えばそれも違います。
ただ闇雲に心配する事と防災意識を持つ事とは次元が違うのです。
 
災害(巨大地震)時における三つの3
 
1 発災後3分間の対応(自分を守る、家を守る)
自助です。
死者の8割は発災後15分以内に死亡しています。3分から15分を いかに生き延びるかが大切です。
地震の場合は家具の転倒による負傷をいかに防ぐかが生存の鍵となるでしょう。
2 発生後3時間の対応(近隣を守る、安否の確認)共助です。
 被災したにもかかわらず一命をとりとめた者はほとんどこの時間帯に隣り近所の住民の手によって助け出されています。
3 発生後3日間の対応(生活を守る、生活を立て直す)公助です。
ここからは行政にまかせましょう。
つまりは発災後3日間を皆で助け合いながらいかに生き抜くかなのです。
 
ここで皆さんに究極の選択クイズです。
あなたは巨大地震に巻き込まれながら、幸運にも一命を取り留めました。
しかも5体満足です。
ここで神様は非情にもあなたに次の様なな試練をあたえます。
「目前の2名が瀕死である。お前には時間がない。どちらか一名を助けなさい。」
一人は普段から親しくしている顔見知りでした。
一人は見覚えがあるがあるもののどこの誰だかわかりません。
さああなたはこの苦汁の選択にどの様な回答を出すでしょうか。
 
次の様なデーターが有ります。
町内活動が活発化していて、防犯訓練はもとよりお祭りや盆踊りのさかんな地域、つまりは相互に顔見知りが多い地域ほど発災時における死者が少ないということです。
これは想像や憶測ではなく、統計学上の裏付けがあります。
 
防災訓練に限りません。
振って町内活動に御参加下さい。
これこそが我々に出来る最大の防災訓練であり、防災意識なのです。
 

第一回 防災訓練集合写真
昭和55年9月1日


写真提供 伊部正人


2006年三町会合同防災訓練






佐々木防火部長を先頭に葛飾小学校校庭までの非難訓練

一時避難場所
訓練開始


簡易組立て型ボ−トの演習

救命救急



消防署 消防団第4分団による放水体験



閉会の言葉






2005年6月12日
三町会合同防災訓練が
葛飾小学校校庭で行われました。


藤沢町会長
佐々木防火部長
挨拶


多くの方々にご参加いただけたこと
厚く御礼申し上げます。

婦人部による炊き出し

葛飾小学校内 備蓄倉庫


平成17年4月 本田消防署青戸出張所に2台の新型消防車が導入されました。








町内消火器設置場所地図

町内消火器設置場所リスト1

町内消火器設置場所リスト2

防災訓練が変わる

応急手当

防火訓練 百景