2012年度 淡盛会 親睦旅行 沖縄 那覇 名護 | ||||||||||||||||
普天間基地 大家 「大家(うふやー)のHPでは以下の様な案内が有ります」 「大家・うふやーは、明治時代の後期に現在の名護市中山に建築された安里家を2001年に修復、後に南側の沢岻家、北側の新城家を移築・復元して、沖縄そばと琉球料理の店として、オープンいたしました。「大家・うふやー」という名称は、中心に位置する安里家の屋号からきており、同じ姓の多い沖縄では、昔から、個人の姓名よりも屋号で呼ばれる事が多く、「うふやー」という屋号は、本家(沖縄で言うムートゥヤー)のような意味を持つ屋号と考えられています。 住 所 沖縄県名護市中山90 最 寄 名桜大学近く 電 話 0980-53-0280 駐車場 有り(20台) 営業時間 年中無休 (昼の部)11:00〜17:00 (夜の部)18:00〜22:00 」 さて沖縄で観光客相手でない本物の郷土料理を何度か頂いた事が有りますが、その際痛感するのは私達の味覚が救いようが無いほどに調味料の味に慣らされてしまっていると言う事です。 人工調味料の話ではありません、簡単に言えば味噌醤油の味に慣らされて素材の味が解らなくなっています。 京料理でも感じましたが琉球料理も同じ体験をさせてくれます。 例えば琉球料理の「マース煮」と言われる塩と昆布だけで煮た魚料理に美味しさを感じるにはそれなりの修行が必要です。 一番下の写真の豆腐料理は鰹昆布だしでゆし豆腐を煮ただけ、江戸っ子なら醤油をかけたくなるほどの薄味です、しかし抜群に美味しい豆腐を愛する沖縄の人たちに醤油は必要ありません。 私は一カ月間、沖縄に滞在した事が有りますが、東京に帰り一番最初にした事はファミリーレストランで食事をする事でした。 そのくらい沖縄料理に物足りなさを感じていたのです、しかし羽田空港のファミリーレストランで口にしたハンバークセットは食べられた物ではありません、人工調味料のくどすぎる味付けに吐き気をもよおしたほどでした。 しかし都会の生活に戻った瞬間すなわち一週間ほどで全て受け入れてしまって、また嘗ての様に琉球料理に物足りなさを感じたのでした。 ストレス社会である東京では琉球料理は優しすぎるのです。 忠孝酒造 忠孝酒造を訪れました。 御覧の様な酒蔵見学コースが出来ていて驚きです。 前回は本当の工場見学で、製造現場の皆さんの顔を直接見る事が出来ましたが今回は観光施設に変貌している忠孝蔵見学です。 しかし忠孝酒造の酒造りに対する哲学は解り易く解説され、古酒作りの為のノウハウや古酒に欠かせない甕、壷の製造現場は更に充実した見学となります。 泡盛は造ってから後の熟成期間が肝要、此処に欠かせない甕や壷の製造は他人に任せられない酒造りと同等に大切な要素なのです。 窯変が盛んな忠孝窯の作品 忠孝窯にしか出来ない独特な窯変は泡盛ファン以外に陶芸ファンもうならせます 忠孝窯最初の作品 一回だけの仕込み、そして発酵、蒸留この単純な酒造りが泡盛の美味さ。 ごまかしの利かない古典的な製造法なればこその美味しさを楽しんでください。 古酒作りに最適な甕造りは土の選別から始まる本格的な物 陶芸作家でも土から作る事はまれな事、忠告酒造の本気が伝わります 古酒蔵 比嘉酒造 琉球王朝の時代から高名な瑞泉や瑞穂ほどではないが明治16年創業の比嘉酒造は泡盛業界の中で指折りの老舗である。 造る酒にはそつがなく誰もが納得させられる美味しさがある、一方で個性に欠けるとの声もあるがこれは好みの問題で飲みやすい泡盛に大きな愛情を注ぐ通も多い事だろう。 先日まさひろギャラリーを訪れた、さすがに歴史のある酒蔵らしく古い時代の醸造設備や酒器、古酒泡盛の展示が面白い。 酒蔵見学が好きで内外様々訪れたが、まさひろギャラリーの展示は歴史的な資料価値が高く類例が少ないだろう。 このクラスの歴史資料になると、灘辺りの日本酒酒蔵では国の重要文化財の指定を受けていて手厚く保護されている、文化庁も忙しく直ぐには泡盛まで手が回らないのだろうが、いづれは高く評価されるに違いない。 戦後間もない頃に製造された泡盛、ビール瓶やアメリカ軍から廃棄されたウィスキーの空き瓶を使い瓶詰めされて市場に出された。 泡盛は当時安価な酒として見下され、貧乏人のウィスキーと揶揄された。 琉球時代から明治期にかけて使われていた酒器、貴重な物が多い。 最下段には昭和の名工、金城次郎(人間国宝)の作品も見られる。 ハワイ 沖縄県名護市のちゅらうみ水族館見学の後、お腹が減ったのでハワイに行きました。 こう書くとなんだか混乱しますが沖縄に在るハワイと言うレストランでスーテーキを食べたと言う事です。 なんでこんな事が記事になるかと言えば沖縄のステーキは日本一の美味しさ、是非ともお薦めなんです、復帰前からある老舗のステーキハウスを狙ってね。 それにしてもなんでハワイなんだろ? タコライス&ステーキ チャーリー多幸寿 沖縄のソウルフード、タコライスは最近皆さんに知られる様になってきました。 戦後間もなくアメリカ軍と同時に上陸した食文化の一つタコスの突然変異がタコライスです。 沖縄におけるタコライスの始祖であり沖縄初のタコスの店、チャーリー多幸寿を紹介します。 ゲートの街、コザに在りますよ。 |
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